私は、ホームページ作成業者として15年以上お客様のホームページを作ってきました。
主に担当したのは小さな会社のホームページです。
WEB業界の進化は早く、この15年の間、時代とともに様々な作成方法を取り入れ実践してきました。
本ページでは、私が現在でも活用している一番労力のかからない「ホームページ作成法」について、書いていこうと思います。
これを読むことであなたは、少ない労力で成果の出るホームページが作れるようになります。
最近のWEB業界のトレンドでは、顧客の取れるホームページを作成するには「CMS」が必須であると言えます。
と言いますのも、昔はホームページを作るための技術的なハードルが高く、なかなか一般の人が手を出せる領域では無かったんですね。
しかし「CMS」という作り方の登場で誰でも簡単に作れるようになりました。
CMSという言葉を初めて聞く方もいるかと思いますが、ブログやwordpressは聞いた事がある方も多いかと思います。
実は、ブログもCMSの一種であり、誰でも簡単にサイトを立ち上げて運営する事ができる世の中になりました。
今ご覧のサイトも「CMS」で作成さており手間無く作成できています。
この「CMS」を自社サイトに導入したところ、とても楽にホームページを運営する事ができるようになりましたし、作ったホームページからは実際に顧客が取れています。
また、自社の利用だけではなく、クライアントにも「CMS」を使っていただいたところ多数の成果(問合せ)が出ています。
では、なぜCMSを利用すると少ない労力で結果の出るホームページが作れるようになるのかについてですが、ポイントが3つあります。
1、ホームページを作るためには6つの要素がある事を知る事
2、その6つ要素の中で頑張る所とやらなくてよい所を知る事
3、労力対効果を高めるには「CMS」を導入する事
になります。
1、ホームページを作るためには6つの要素がある事を知る事
まずは、ホームページを作るためには6つの要素があり、それら1つ1つが乗り越えるべき壁となっています。
その壁にぶち当たると、多くの人が挫折して立ち上がれなくなってしまいます。
でも、初心者だからって目をそむけるのではなく、HP作成のための「技術や原理」をまずは理解する必要があります。
初心者だからこそ、はじめの一歩を大切に!
という事で、ホームページ作成で超えるべき壁について1枚の図にしてみました。
この図で重要なのは階段状になっている事です。
1は2の土台に、2は3の土台にと1~6までは全てその下の土台の上に成り立っている事です。
つまり、ホームページを作るには、1から6全てが必要だという事です。
これら、全てがそろってないとゴールには到達できません。
1、サーバー管理
ホームページを公開するためにはサーバーとドメインが必要です。こちらは、サーバー管理者と呼ばれる専門職の領域です。
2、WEBプログラミング
問合せフォームを稼働させるために必要です。こちらは、WEBプログラマーと呼ばれる専門職の領域です。
3、htmlコーディング
ホームページの正体であるhtmlです。書いた文章や画像などをWEBブラウザで見るためには、そのままでは見る事ができません。必ずhtmlで作らなければなりません。htmlコーダーと呼ばれる専門家がいるほど大変な作業になります。
4、WEBデザイン
ホームページの見た目を作る重要な作業です。自作するには、デザインセンスが要求されますし、高度な画像加工ができるソフト「Photoshop」などで作成する事が一般的とされます。こちらは、WEBデザイナーと呼ばれる専門職の領域です。
5、ページ作成(コンテンツ作成)
いわゆるホームページの中身です。
こちらは、ホームページを発信する社長など、情報発信の責任者が行うべき作業です。
他の作業は人や業者任せにしてもいいという作業ですが、これだけは絶対外せない作業になります。
(1)カテゴリ構造(フォルダ、indexページ、サイトの階層構造)
(2)ページ内容(主に文章ブロック、見出し)
(3)コンテンツ(画像、動画、文章)
6、WEBマーケティング
ホームページの発信がひと段落した後に取り組むべき作業です。
ホームページは作ってからがスタートだといわれるように、更新は欠かせません。
(1)成約率アップ、コピーライティング
(2)集客数アップ、SEO、PPC広告など
(3)アクセス解析で現状分析し改善へ
以上の6つになります。
一般的に、ホームページ作成と言えば「5、ページ作成」の事をイメージしている方が多いと思いますが、実際にはもっと越えなければならない壁がある事が今回ご理解いただけたかと思います。
1~6をご紹介しましたが、その一つ一つが専門性が高く、職業が存在するほどです。
この6つのウチどれに力を入れれば、少ない労力で成果の出るホームページになるのでしょうか?
2、その6つ要素の中で頑張る所とやらなくてよい所を知る事
この6つの要素の中で頑張る所は、ズバリ「5、ページ作成(コンテンツ作成)」になります。
コンテンツ作成は、とりわけ重要で一番力を入れなくてはいけない作業になります。
良質な顧客はどこからやってくるのかというと、ほぼ検索エンジン経由である事がわかっています。
検索エンジン対策はSEOと呼ばれますが、最近のSEOの手法として、良質なコンテンツをホームページに公開する事が重要と言われています。
良質なコンテンツを提供できるホームページは、検索エンジン(主にGoogle)からの評価が高まり、自然と検索経由でのアクセスが増えるという事が一般的になりました。
しかし、これは1ページ作ればいいというものではなく、数十ページ、場合によっては数百ページ必要になる場合があります。
現在、世の中の人が躍起になって「良質なコンテンツ」作りに励んでいます。
次に取り組むべきは「6、WEBマーケティング」です。
『【保存版】10分でわかるWebマーケティング手法の全施策まとめ【図解付き】 | 株式会社LIG さん』によりますと、Webマーケティングの手法は、大きく「集客施策」「接客施策」「再来訪施策」に分けられます。
WEBマーケティングの中で最初に取り組むべき内容は「集客」です。
主にホームページで書いた文章を宣伝するという事です。
SEO(検索エンジン最適化)やWEB広告、FacebookやTwitterなどのSNSメディアに記事を掲載するなどの施策が必要です。
現在、ホームページに記事を追加しただけでは、なかなか集客につながりませんので、外部サイトからの導線を増やす事が重要となっています。
そのほか4つの工程は、あまり頑張らなくてもいい作業です。
1、サーバー管理
2、WEBプログラミング
3、htmlコーディング
4、WEBデザイン
なぜなら、1~3は誰がやっても同じ結果を生む作業だからです。
後述するCMSを導入できれば一気に解決しますし、問題が起きても専門家に任せる領域です。
4、WEBデザインに関しては、ホームページの目的毎にある程度形が決まっており、特にビジネス用のホームページではほぼテンプレートが整っています。
世の中に存在する多数のテンプレートから自分の好みにあったものを選択すればよいので、自分1から作る必要はありません。
3、労力対効果を高めるには「CMS」を導入する事
CMSを導入するという事は先ほどの工程、2~4を一気に解決する事になります。
2、WEBプログラミング
3、htmlコーディング
4、WEBデザイン
CMSの代表格としてWordpressがあります。
「Wordpress」を導入すると、プラグインと呼ばれる追加機能でWEBプログラミングをしなくて済みますし、記事更新するためにはhtmlの知識は不要になり、豊富なテンプレートによってWEBデザインをする事も不要になります。
そして、最近のレンタルサーバーには「Wordpress」を簡単にインストールできる機能がほぼ標準で整っていますので簡単にCMSを導入する事が可能になっています。
つまり、サーバー導入とCMS導入さえ終わってしまえば、一番重要な作業であるページ作成とWEBマーケティングに集中する事ができます。
記事作成に集中する事で、検索からの評価も高まり、顧客の取れるホームページへといち早く成長させる事が可能になります。
まとめ
以上の3つのポイントにより
顧客の取れるホームページを作成するには「CMS」が必須であると言えます。
「CMS」を利用する事によって、少ない労力で成果の出るホームページが作れるようになるという事を是非知っていただければと思います。
そして、「CMS」についてもっと知りたい方はこのサイト「デキる!WEB」のホームページの作り方をご覧ください。
このサイトでは、ホームページ作成に必要なポイントと、具体的な作成手順について書いてますので活用いただければと思います。